奇妙丸さん
毎晩毎晩、拙者の稚拙な文章を掲載していただき、ありがとうございます。
マモル殿へ
もう気にしてない故、また仲良くしましょうぞ。
「隆 慶一郎」氏の小説について、
いやもう、まさにその統一された世界観に圧倒されます。
この人のお陰で拙者の戦国時代のイメージがかわりました。
高校の時、氏の『一夢庵風流記』を初めて読んだのがきっかけでした。
学校の授業で習う戦国時代は、大名が居て農民を支配し戦ばかりしていた、ぐらいしか習わないじゃないですか。それが一変に覆ります。読めば解ります。
読んだ事のない(いるのか?)人には『吉原御免状』(新潮文庫)をお薦めします。
この作品は氏のデビュー作で、後に発表される作品群の基本となる物です。
内容は、敢えて教えません。
本当に、早世が惜しまれる人です。
最後に作品を紹介します。(発刊順)
1,吉原御免状
2,鬼麿斬人剣
3,かくれさと苦界行
4,柳生非情剣
5,一夢庵風流記
6,影武者徳川家康・上、下
7,時代小説の愉しみ(エッセイ)
8,捨て童子・松平忠輝1・2・3
9,花と火の帝・上、下《未完》
10,死ぬことと見つけたり・上、下(斉藤杢之助が登場します)《未完》
11,風の呪殺陣《未完》
12,駆込寺陰始末
13,柳生刺客状
14,かぶいて候《未完》
15,見知らぬ海へ《未完》
少ないなあ。なんかかなしいよ。ちなみに全て文庫化しております。
でも「あの漫画」になった二作品を見て判断しないように。
あれは、それなりにおもしろいですが「いくさ人」しかでてこないので物足りません。
ゲームもいいですが、たまには本をよみましょう。
自分の選んだ大名、その家臣を主人公にした小説をいくつか読めば、さらに「信長の野望」が楽しくなりますぞ。
PS
蠣崎くんの小説はでてるのか?。北海道にありそうだな。
津軽為信くんのやつは見つけたが、会話文が津軽弁やったんで読めへんぞ。