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其の88

其の90




歴史game のお話 其の89


ちゃちゃおさん
E-mail:
chacha16@mug.biglobe.ne.jp

天下統一などの話を歴史瓦版でやっています

 景虎さんが天下統一の話を書かれていましたが、天下統一の話なら歴史瓦版の「天下統一」コーナーでやっています。

 歴史SLGというタイトルどおり、信長の野望や三国志以外の話もあって当然なのですが、この掲示板だと信長&三国志に圧倒されてすぐ消滅してしまう状況です。
 そこで、歴史瓦版に「名作だが人気がいまひとつのゲーム」について話すコーナーを作りました。
 現在のところ、骨董歴史ゲーム・ジンギスカン・水滸伝・天下統一の4コーナーがあります。それらのゲームのファンの方々がいらっしゃいましたら、書き込みのほどよろしくお願いします。

 また、太閤立志伝・大航海時代・シビライゼーション・毛利元就などはニーズがあって当然のはずですが、まだコーナー開設にすらいたっていません。それらのゲームのファンの方がいらしたら、コーナーを開設してお話を始めていただけませんでしょうか?

 現在はまだまだ書き込みが少ない状況ですが、人気がいまひとつのゲームに関する談義のニーズは絶対にあると思います。皆様がたのご投稿が、将来のマイナーゲーム談義の発展につながると思われてご投稿されるようお願い申しあげます。

 P.S. 個人的には大航海時代2外伝に期待しております。購入したら大航海時代の話を始めようかなと思っています。

風柳斎さん
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ventulus@po.net-ibaraki.ne.jp

松平リプレイ2.9・1549年

 秋
 二年という間に、いろいろなことがありました。お伝えしたいこともたくさんあります。
 しかし、もはや現状を説明するだけで十分でしょう。
 のこる松平領は三城。春日山と箕輪、厩橋を残すのみです。
 武田の大騎馬軍団が殺到した、小田原北条戦や、斉藤朝信が活躍した南部との戦いなど、たくさんありました。
 西から大内軍が、東から南部軍が押し寄せ、たった一ターンの間に十以上の城を落とされたなど。書くべき事はたくさんあります。
 されど、もはやここに至っては、手段は限られます。最後にやるべき事を書き残すことで、今リプレイ一旦の終幕といたします。
 大内軍が一気に箕輪まで攻めてきたとき、そのときはまだ武田は傍観者でした。しかし、そのあとすぐ、武田は兵を六万もったまま降ってしまったのです。
 そもそもの作戦が、武田との共同戦線をはることであったことからして、もう終わりだと思いました。
 こちらは、南部とも大内とも戦わず退却し続けましたので、兵はまだ十万を越えています。攻め込まれて、すぐに負けることもないでしょう。実際、箕輪は三度の戦いを守り抜きました。
 城郭値250の春日山と箕輪だけならば、当分の間守りぬく自信があります。元就と、道三の二人がそれぞれの城を守り、近づく敵に混乱をかけまくれば時間切れまでねばれますから。守るだけですが。
 ですが、自軍を優勢にするためには、それだけでは不可能です。勝つためには、相手の優秀な武将をのきなみ奪わなければなりません。そのための戦も必要でしょう。
 そしてまた、内応をかけることも絶対条件です。長尾との最終戦では、柿崎と宇佐美、百地の三人が内応してくれたため、間違って清康一人で出陣してしまっても勝てました。おかげで、景虎を配下にすることもできました。
 内応は重要なのです。しかし、今それが出来ません。
 必要なのは優秀な武将。しかし、その優秀な武将を引き抜くには危険がつきまといます。引き抜き返しという。
 それを防ぐ唯一の方法は、大名じきじきに行くこと。が、清康では氏康だの晴信だのは引き抜けません。ましてや、持参金なしですから。
 ここで一つの決断をしました。
 やむを得ません、隠居します。家が松平ではなくなりますが、それ以外に生き残るすべはありません。いずれ元康が元服し、それ相応の人物に成長ししだい戻しましょう。
 候補は二名。斉藤道三と、毛利元就。
 知謀では元就ですが、やはり道三の方がいいでしょう。
 行動力の回復は、それほど違いません。むしろ、引き抜きに活躍してもらうなら、弁舌をもっていたほうが有利ですから。
 しかも、道三には姫がいます。帰蝶姫です。どうせだから、史実通りに信長を一門にしてしまいましょう。
 じきに南部が大内に降り、他の国もまた道を同じくするでしょう。そうなると、松平と大内の一騎打ち。
 こちらが勝つためには、まず粘ること。生き抜いて、少しずつ相手の武将を減らすことです。暗殺と内応をメインにする意外ありません。
 あとは、見込みのある武将に講義をし、成長させることです。景虎の戦闘を200にするのが、当面の目標でしょうか。信長に技能を覚えさせまくるのもいいですね。
 といったわけで、あとは長いあいだ単調な作業になってしまうでしょう。それでも一応統一は目指して見るつもりです。以後は、リプレイとしてではなく、事後報告という形になると思います。ですので、ここよりは、瓦版のほうがふさわしいと思います。
 これ以後の推移を、簡単に書いていくつもりですので、暇があればご覧ください。

 今まで活躍してくれた家臣達
 長坂信政 諏訪頼重 保科正俊 斉藤朝信 笠原清繁 酒井忠次 蜂須賀正勝 小笠原長時 秋月文種 楽厳寺雅方 真田幸隆 故・織田信秀 故・大原雪斎

虎御前さん
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VFG11440@niftyserve.or.jp

将星録についての疑問

将星録について2つの疑問があります。
まず、何故竹中重治公の名前が、ゲームの中では、「竹中半兵衛」となっているのですか?
僕は、正式な名前が「竹中重治」で、通称半兵衛だったのではないかと思うのですが。
だいたい、信長、信玄、謙信などといった名前の人たちがいる中で、半兵衛なんていう名前の人がいたら、なんだか気が抜けると思います。
それから、信玄公、幸村公が持っている「影武者」の能力ですが、何故家康公は持っていないのですか?
信玄公、幸村公と同じように、家康公の「影武者」もかなり有名だと思うのですが。
上の2つの疑問に誰か返事を下さい。

ちゃおちゃお殿の「こうしてほしい:剣豪&忍者」はとてもいい意見だと思います。
光栄さん、考えてみて下さい。

ちゃちゃおさん
E-mail:
chacha16@mug.biglobe.ne.jp

素人としては竹中半兵衛の方が・・・

 虎御前さんの竹中半兵衛の名前の話ですが、私個人としましては竹中重治より竹中半兵衛、黒田孝高より黒田官兵衛の方がいいなあと思います(山本勘助晴幸もそうですね)。
 その理由は「わかりやすいから」です。歴史に詳しい方ならきちんとした名前の方がしっくりくるのでしょうが、光栄ゲームをプレイする人の大半を占めるのは私のように歴史に対してさほど興味がない人だと思います。
 それらの人にとっては、誰もが知っている名前の方がわかりやすくていいのではないかと思います。

 名前の話としては、改名も問題だと思います。戦国武将には斉藤道三や上杉謙信のように一生の間に何度も名前を変えた人がけっこういますが、ゲームでは武田信玄や上杉謙信などすごく有名な人が一回ぐらい改名する程度です。これについて歴史に詳しい人はどう思っていらっしゃるのでしょうか?

 また、主君の名をもらうという習慣もゲーム中では違和感を感じさせられる要因になりえます。徳川家康が松平元康と名乗ったのは今川に服従していたからだと思いますが、ゲーム中に、今川に服従していない状態で成人に達した時、松平元康という名で登場するのはおかしいのではないでしょうか?
 重箱の隅をつつくような話ではありますが、武田軍に征服されていたら松平晴康、斉藤道三に服従していたら松平道康もしくは松平三康と名乗るのが妥当ではないかとも思います。

 さて、私なりの結論を申しますと、有名な別名・武将の改名・主君からの名前の拝領に関しましては、現状の光栄ゲームで十分だと思います。史実への忠実さを求めすぎますと一般ユーザーが離れる原因になりかねませんし、改名や名前の拝領に関しましては追求しだすときりがありません。ころころ名前が変わったら誰が誰だかわかりづらくなりますし(覇王伝はわかりづらかった)、環境がまるで違うのにいろいろな武将が史実と同じ年月に改名したらそれこそ変だと思います。

 結局、わかりやすい状態でありながら、信玄や謙信の改名で多少こっているように見せられる現状が一番ではないかと思います。

 P.S. でも、三国志では5作品通じて諸葛孔明ですら諸葛亮なんですよね。水鏡先生だって「司馬き」という名前ですし。臨機応変というか、いい加減と言うか・・・名前に関しては作風にあった雰囲気づくりの一環として決定すればいいのではないでしょうか?

ちゃちゃおさん
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「蒼き狼と白き牝鹿」愛好会

 第1回 ジンギスカンシリーズの独自性について

 信長の野望シリーズには信長の野望・三国志・ジンギスカン・水滸伝など(他にも項劉記など単発の物もあった)がありますが、その中でひときわ異彩をはなっているのがジンギスカンシリーズだと思います。
 私個人としましてはジンギスカンシリーズの独自性は舞台が世界規模であることに起因していると思います。その事について以下に書かせていただきます。


1.世界征服が可能
 歴史ゲームは数あれど世界征服を出来るゲームはそうはないと思います。
 主人公がジンギスカンなだけに世界征服がテーマになっていても何の違和感も感じません。ナポレオンやアレキサンダー大王など征服者はいろいろいましたが、世界征服の物語を作っても不自然でない人物はジンギスカンをおいて他にないと思います。
 また、ジンギスカンだけでなく源頼朝やビザンツ帝国・イギリスなどでもプレイできる事も魅力的でした。武士団を率いて世界制覇をする、騎士を率いてモンゴル帝国を打ち破るなど現実にはありえなかった偉業の達成も可能になっていました。

 世界征服がテーマのゲームだけに、一回の戦争で獲得できる領土の広さも豪快でした。信長の野望では数十時間かかる日本の征服が10分もかからない戦争で達成できますし、中国北半分やエジプトなど「本当に一回の戦争で獲得できるのかよ」と思わされるスケールの大きさでした。


2.個性豊かな国々
 世界規模のゲームなだけに各地の個性も豊かでした。中国・イスラム・ヨーロッパなどまるで違った地域が一つのゲームの中に存在するからこそだと言えます。
 毛皮・ガラス・貴金属・絹といったその地方独特の特産品を生産でき(生産できる物の貨幣価値が違ってゲームバランスを崩す要因になっていましたが)、文化圏によってBGMが違い(雰囲気を出すのに大いに貢献)、3作目では武士・蒙古騎兵・騎士・象兵などその地方独自の兵隊まで存在していました。

 他にも各地のお姫様(服装などが違う)や在野武将など、世界規模ならではの個性がよく出ている物がたくさんありました。


3.自分の居場所にしか命令が出せない
 ジンギスカンシリーズでは本国にしか命令を出せず、他の領土(属領)に対してはこんな感じにしろという命令書を出せるだけでした。この事はユーザーの間ではあまり評判がよくなかったようですが、広大な地域が一国として扱われるこのゲームでは当然の事だったのかもしれません。片道だけでも数ヶ月以上かかる地域に対し詳細な命令を直接出すなど、いかにゲームといえど出来るはずがないと思います。

 自分で命令が出せない以上、配下の武将を国主に任命して統治させる事になるのですが、このルールがくせ者でした。
 コンピュータに対する委任なので自分の思惑どおりに行かない事も多いですし(命令書という形でかなり細かく指示できますが)、せっかく任命してやった国主が謀反を起こして独立してしまう事もしばしばありました。
 謀反を起こしやすい条件として1.プレイヤーより能力が高い2.プレイヤーの国より豊かといった物があるのですが、謀反を起こさせぬため凡庸な部下を国主にし国力をあげさせないようにしていると他勢力との戦いに負けてしまいます。なんとも言えぬジレンマを感じたものでした。


4.親族武将
 属領の謀反に関する唯一の解決策として親族武将(子供や兄弟)の派遣という物がありました。親族武将なら謀反を起こすことは絶対にありえないので安心なのですが、困った事に頭数が足りないのです。仕方がないのでこれはという国だけに親族武将を派遣するのですが、お世辞にも優秀とは言えない思考ルーチンのため戦争に敗れて敵国に捕まり処刑されてしまうこともしばしばありました。大切な親族武将を殺される悲しさは並大抵の物ではありませんでした。

 親族として忘れてはならないもう一つのルールとして、子供を跡継ぎに出来る事があげられます。蒼き狼シリーズでは主人公が死亡するとゲームオーバーですが、唯一の例外として子供に跡を継がせる事ができるのです。
 その点で面白かったのは3作目です。3作目では父親の能力を引き継いだ子供が生まれやすいので、年をとって体力に衰えが見えてきた(3作目では死期が近づいてくると徐々に体力が減り、コマンド回数も減少する)時の子供に対する期待感は並大抵の物ではありませんでした。


5.ハーレム(オルド)を作れる
 戦争で外国を征服し、そこの国のお姫様をハーレムに入れ、気に入った后との間に跡継ぎを残す・・・非常に面白いルールだと思います。世界征服ではなくハーレムこそこのシリーズの特徴だと思っている方も多いのではないでしょうか?

 ハーレムのルールで面白いのはジンギスカンなど君主達の情けなさです。一人の女性相手にごまをすりご機嫌取りをしたあげく「あんたなんて嫌いよ」と拒絶され、とぼとぼと帰っていくその姿(ゲーム中にそのシーンはありませんが)、戦場で数十万人の敵を蹴散らす英雄のやる事とはとうてい思えません。2作目では国の金貨を全て貢ぎなさいと言われ、3作目では相手が急に機嫌を悪くしてあわてふためきながらご機嫌取り・・・まるで現実世界の男性みたいでした。

 なお、誤解をまねかぬよう言っておきますが、ハーレムのルールは女性や子供がプレイできないような代物ではありません。真面目さに定評のある(その割には原爆や中国征服で物議をかもした事もあるようですが)光栄のゲームなのでその点は大丈夫です。


6.能力値がいい加減
 光栄ゲームといえば信長の野望や三国志の100段階の能力値のような非常に細かいデータが特徴なはずですが、蒼き狼シリーズに限ってはひどくいい加減な能力値が採用されています。

 初代作および2作目では最高999までで、自己鍛錬を行うと上昇しコマンドを行うと低下する(能力値というより、コマンド実行回数という色合いが強い)というわけのわからない数値でしたし、3作目ではAからEの5段階(AからDだったかも)の能力値が数個あるだけでした。

 光栄がこのようないい加減な能力値を採用した理由の一つに「世界が舞台」である事があげられると思います。1200年頃の世界中の歴史上の人物を調べ能力値をつけることなど不可能に近いですし、武士・騎士・イスラム教徒などまるで毛色の違った人物を同一の能力値で判定するのも無理があると思います。
 ユーザーの立場で考えてみても、戦国時代や三国志ならとにかく、1200年頃の世界中の人物の詳細な能力値を提示されても、興味がわかないし混乱させられるだけだと思います。


7.架空の武将を抜擢できる
 能力値のいい加減さと並ぶ特徴として、架空武将の存在があります。ある国で抜擢というコマンドを行うと、いかにもその国出身のような名前と顔グラフィックを持った武将を登用できるのですが、このルールは「武将は全て実在の人物」という光栄ゲームの中では異例だと思います。13世紀の世界中の歴史上の人物をほとんど知っている日本人などいないからこそ可能になったルールだと思います。

 なお、架空武将の存在は非常にありがたいです。武将の頭数が足りない時には重宝しますし、信長の野望や三国志にありがちな「全登場人物の死亡によるゲームオーバー」という事態もありえません。日本でプレイしている時は、配下を全て日本の武将にすることもできますし、架空武将様々といったところだと思います。

FAさん

将星録 武将データ

将星録の武将データについて確認できたことを書かせていただきます。
例は、シナリオ1、武田信玄です。
まずは、「武田」にて検索。
武田の字は16進数で95.90.93.63。
95.90.93.63が検索値。
最初の95から5バイト目までが姓、8バイト目90からは名。
信玄の字は16進数で90.4D.8C.BA。
最初の90から5バイト目までは名です。
シナリオ1開始時の1551年は史実であれば晴信です。
私は1559年までは晴信(16進数で90.B0.90.4D)としています。
90.4D.8C.BAのBAから、5バイト目F1.05(05.F1とすると、10進数で1521)は生年です。
ここを書き換えると年齢が変わります。
信玄を15歳に書き換える場合の計算法は、1551年-5歳+1=1537です。
1537を16進数に変換すると、06.01。
これの06と01を逆にして01.06とします。
これでF1.05を01.06と書き換えれば、信玄は15歳になるはずです。
次の00.06(06.00とすると、10進数で1536)は、元服年です。
これは登場年の遅い武将などを早めに元服させる場合などに使用します。
その場合は、生年データと元服年データを調整し、16歳以上にする必要があるようです。
次の02は寿命。
00がMINで、07がMAXです。
信玄の寿命はかなり短いですね。
00をはさんで60(10進数で96)は政治。
00をはさんで6B(10進数で107)は戦闘、アイテムを所持しているようです。
00をはさんで68(10進数で104)は智謀、これもアイテムを所持していますね。
00をはさんで13.00、これは顔No.です。
気に入らない顔である場合などはこれを書き換えます。
新武将を作成する際もここを書き換えます。
源頼朝の顔No.はF4.02です。
次の64(10進数で100)、これは忠誠度です。
当然MAXは64(10進数で100)です。
00をはさんだ00、ここは武将状況です。
00は大名、01は現役、05は登場待機、08は死亡、確認したのはここまでです。
姫武将の数値などがあるようですが、まだ確認しておりません。
何か分かりましたら、報告してください。
00をはさんで、FF.FF。
ここは職業です。
00.00は忍者、01.00は茶人、02.00は剣豪、03.00は僧侶、04.00は切支丹です。
次の05は、身分です。
05は大名、04は宿老、03は家老、02は部将、01は侍大将、00は足軽頭です。
00をはさんで、F4.01。
これは勲功です。
大名、宿老はF4.01、家老は2C.01、部将は96.00、侍大将は32.00、足軽頭は00.00です。
次の01は義理です。
MINは00、MAXは0Fです。
信玄の義理値はひどいですね。
マツダン(松永弾正のこと、ある小説にマツダンと書かれていた)は確か00であったと思います。
00をはさんで09、これは相性値です。
00をはさんで1D、一門衆No.です。
00をはさんで2B、その武将が拠点としている城No.です。
00をはさんで04は足軽の兵科適性です。
兵科適性は01がMIN、06がMAXです。
00をはさんで06は騎馬の兵科適性、00をはさんで01は鉄砲の兵科適性、00をはさんで01は水軍の兵科適性です。
00をはさんで00.06(06.00とすると、10進数で1536)、仕官年です。
登場年の遅い武将を登場させる場合はここの数値も調整してください。
00.06の06から5バイト目DB07、これは父親の武将No.です。
信繁、信廉の同じ部分を確認していただければ分かります。
次の25.01これは信玄の次の武将No.です。
この場合は信繁です。
武将を改造により移動させたり、登場年数の遅い武将を改造により登場させる場合は、ここの数値に注意してください。
次の00、ここには大名家が滅亡した場合、滅亡させた勢力の勢力No.が入ります。
勢力No.が入っている場合は、その勢力への登用には応じません。
00をはさんで3B.00.01、ここは内政技能および戦闘技能です。
ここのMAXは3F.00.0Fです。
3B.00.01の01から10バイト目24.01は本人(この場合は信玄)の武将No.です。
24.01の01から8バイト目04は、0と4に分けて説明します。
0を2とすれば移動力が増加します。
4は行動状況です。
ここは、4以外にも0である場合があります。
0である場合の行動済みは8、4である場合の行動済みはCです。
以上です。

データ書き換えによるいかなる障害もここのHP、光栄、そして私も責任は負いません。
大切なデータのバックアップは必須です。

FAさん

天翔記PK シナリオ1(35)

1537年、夏

秋月に続き毛利へ使者が来た。
今度は秋月が敵対する大内だ。
使者は、陶隆房(大内家家老、178 184 176)。

陶 隆房「主君大内義隆より元就様への伝言を預かって参りました」(会話文はゲーム中のもの)
毛利元就「義隆殿の使いか、大方察しはつくが用件を申してみよ」

確かに察しはつく。
毛利と好みを通じたいのであろう。
毛利には安芸佐東銀山城を奪取されているが、それは問題ではないらしい。
現状では、尼子、毛利、秋月、大友、すべてが大内の敵、まさに四面楚歌だ。
尼子、大友との相性は悪い。
秋月との相性は良いが、秋月は【勢福寺城の攻防戦】以来、大内を敵視している。
今の苦境を脱するには毛利と結ぶよりほかはない。

陶隆房「両家の関係をより親密なものにしてくだされ」

友好度は0であるから、これを承諾すれば10か、問題はこれに承諾した場合、大内がいずれに攻め入るかだ。

[承諾]

毛利元就「願ってもない申し出じゃ、承知させてもらおう」
陶 隆房「毛利と大内が力を一つにすれば天下に敵なしですぞ!」

大内は、いずれにも攻め入らなかった。
勢福寺城の兵を増強していたようだ。

杉 興運 255
宗 晴康 255
吉見正頼 230
杉 隆泰 210
天野隆重 210
総勢1,160の大軍だ。

この部隊はおそらく秋月征討軍であると思う。
それに引き替え秋月は・・・
大内、大友勢に撃退された後、金、行動力、徴兵可能数いずれも十分であるというのに、兵を増強をしていない。
撃退された時のままだ。
つまりは兵数0。
これも人格データの違いだろうか?
・・・・・・やむえんな。

1537年、史実であれば元就の嫡男少輔太郎(隆元)(15)が大内へ人質としておもむいた時期らしい。
史実を再現するのであれば、1537の冬に(隆元が山口に到着したのが12月1日であったらしい)隆元を大内に送り、同盟を結ぶことも可能だが、都合上それはしない。
ついでに1537年の夏までに起こった事柄を簡単にあげると。

1月?日
結城政勝、古河公方足利晴氏の助けを得て、結城城を攻めた小田政治・多賀谷家重を撃退。

2月6日
後の豊臣秀吉が生まれる。
同じ年に生まれた武将としては、足利義昭、清水宗治、下間頼廉(武将?)、前田利家等がいる。

2月10日
武田信虎(44)の娘定恵院と今川義元(19)が結婚、甲駿同盟成立。
今川氏、相模北条氏と断交。

4月27日
上杉道興(うえすぎ どうこう)(朝興)(50)、河越城にて没。

6月25日
松平広忠、今川氏の支援で、駿河から岡崎城へ帰る。

7月15日
北条氏綱、上杉朝定を河越城に破る。

担当大名長尾家にターンが回ってきた。
大友家の蒲池城をクリックしてセーブ。
蒲池城の兵を補充した。
大友の大名データをなにげなくのぞき見た。
尼子と友好、大内と敵対、となっている。
典型的な遠交近攻策ではあるが、なるほど、悪くない手だ。
今度、実践してみよう。

メッセージ
「朝倉孝景と浅井亮政が共同で本願寺証如に当たるようです」

1537年春、朝倉の中央への進出を牽制するために北ノ庄城を下間頼照ひきいる一向一揆勢にて奪取させたのだが、効果があったようだ。
朝倉は、坂本城へ六角の押さえとして、猛将・山崎吉家に192の兵を与えて備えさせた。
さらに、255の兵を率いる朝倉家の柱石・朝倉宗滴を北ノ庄城に隣接する一乗谷へ入城させ、210の兵を率いる真柄直隆を同じく北ノ庄城に隣接する府中城へと入城させた。

肝付、伊東、同盟破棄。
河内畠山、赤松、友好を深める。

長尾家へ佐竹からの使者、岡本禅哲(佐竹家宿老、186 164 186)。
岡本禅哲は戦国期佐竹家の柱石的人物であったそうだ。
佐竹家の名参謀であったらしい。

岡本禅哲「この放生月毛は佐竹家よりのほんの心尽くし」(会話文はゲーム中のもの)

放生月毛(ほうしょうつきげ) 馬 7等級

どうせ蘆名領への侵攻を認めろと言うのであろうが、そうはいかんぞ。
放生月毛などで・・・
なにっ!謙信の愛馬!
禅哲め!
長尾家に謙信の愛馬とは、こしゃくな真似をしよる。

長尾晴景「その品、無論ただではあるまい、用件を聞くといたそう」
岡本禅哲「われらと心を一にして憎き蘆名盛氏に向かいましょうぞ」

やはりな。
しかし長尾家は治安維持勢力、これを許すわけにはいかん。

[承諾]

しまった!押し間違えた!(うそつけ)

長尾晴景「願ってもない申し出じゃ、承諾させてもらおう」
岡本禅哲「ありがたい、では放生月毛をお受け取りください」
メッセージ
「佐竹家、長尾家の関係がかなり良好になりました」

CPU武将に籠絡されてしもた・・・
それにしても見事な外交戦術だ。
さすがは禅哲殿。

風柳斎殿、リプレイ御苦労様でした。

ちゃちゃおさん
E-mail:
chacha16@mug.biglobe.ne.jp

Re維新の嵐討論会

 背景となる世界の説明を充実させてほしい
 ゲーム雑誌を全くといっていいほど見ていないのでほとんど何も知りませんが、維新の嵐の続編では時代背景に関する説明を充実させてほしいと思います。
 前作から約8年もたった作品なので、多くの光栄ゲームファンにとっては事実上初めてのジャンルとなると思います。戦国時代や三国志とは違い、背景となる世界をほとんど知らない人も多いと思います(私もその一人)。

 光栄ゲームの魅力の一つに背景となる世界との密接な関連づけがあると思いますが、明治維新について全く知らない場合、本当は面白いゲームなのにプレイする気がしないという事もありえると思います。

 そこで、あくまでも個人的な希望ですし今さら間に合わないとは思いますが、以下のような方法で背景となる世界に関する説明を充実させてほしいです。


1.充実した人物列伝をつけてほしい
 三国志5や将星録には武将列伝という物がついていますが、維新の嵐(続編)でも同じような物をつけてほしいです。
 維新の嵐の場合はどういう人物だったかという事だけでなく、どういう思想を持ち、日本の将来に関してどういう夢を持っていたかという事も大切だと思いますので、将星録よりもずっと充実した人物列伝にしてほしいなと思います。


2.書籍をCD−ROMして同梱してほしい
 光栄では、ゲームに登場する人物に関する詳細な説明をした本を出版したりしていますが、書籍の形ではなく始めからゲームにつけてほしいと思います。2000円ぐらいでごく小数の人に売るよりも、ゲームに同梱して500から1000円増しぐらいの値段で全てのユーザに売った方がもうかるし役立つのではないでしょうか?(本体ではなく、PKでもいいと思います)。

 すでに書籍の形で他社が出している物をCD−ROM化して同梱するのも面白いと思います。幕末・明治維新の人物辞典でもいいし、その時代に関する解説をした本でもいいと思います。司馬遼太郎さんの「龍馬がゆく」や「花神」などのデジタルブックとのセットなんてのも面白いのではないでしょうか?
 また、パソコンゲームなのですから、インターネットとのリンクも面白いと思います。

 このようにして、背景となる世界との連携を強化していけば、楽しいし勉強にもなる一石二鳥のゲームとして学校などの教育機関にも売り込めるようになるのではないでしょうか?


 最後の教育機関への売り込みというのはただの冗談ですが、明治維新を知らない人が多いだけに、何らかの形で詳細な説明をするべきなのは事実だと思います。光栄さんがどういう形でそれを行うのか、今から楽しみにしています。

 P.S. 維新の嵐2の発売が大河ドラマ(徳川慶喜が主人公)と関連がある事は間違いないと思います。ここで問題なのは、光栄が単なる抱き合わせとして作っただけなのか、それとも確実な成算があって作ったのかという事だと思います。
 せっかく多くのファンが期待しているゲームなのですから、評判になって3作目も出るようなゲームになってほしいなあと思っています。

其の88

其の90