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其の127

其の129




歴史game のお話 其の128


Jokerさん

将星録リプレイ 第一章

なんだ今ごろと 思う人もいるかと思いますがリプレイやらせてもらいます 使用大名は
シナリオ2の長尾景虎(一応上級モード)編集はしないで
天下統一までやりたいと思います では....

語り手 当主 長尾景虎(上杉謙信)

第一章 軍神 上杉謙信 誕生!!

時に1560年5月 田楽狭間で今川義元が織田信長に討たれ天下に行方はいよいよ わからなくなってきた
我が長尾家は今こそ武田を滅ぼす好機と夜更けまで軍議が開かれていた

長尾景虎「今こそ合戦の好機!!武田を踏み潰してくれるぜ!!
具足を持てぇ!!海津城を攻め落としてやるぜ!!残りの者は内政で国力を高めるのだ!!」

海津城は高坂昌信 真田一族が守ってやがる
俺は 春日山と箕輪から兵を出し挟み撃ちにする方法を取った
数ヶ月後わずかな兵を失ったが海津城を取り囲むことに成功した

長尾景虎「行くぞ!!真田に気をつけろ 全軍突撃ぃ!! てめえら覚悟しやがれ!!」
俺の抜け穴戦法で海津城はあっけなく落城した
俺は真田家の奴等を登用し 高坂の鉄仮面野郎は身包み はがして野に放った
そして数ヶ月後....

柿崎景家「殿 武田から使者が参っております!」

長尾景虎「ああ!? .....ここへ連れてこい!!」

木曽義康「申し上げます 信玄様は景虎様との盟約を望んでおります
どうか ご返事を!!」

俺は考えた 信玄の野郎が同盟を結びに来るなんて なんか裏があると思ったが まあいい そのあいだ 俺達は北条に集中できる

長尾景虎「よし わかった 承諾してやるぜ」

木曽義康「ありがたき幸せ 早速お館に報告するでござる」

そして数刻後

長尾政景「景虎殿!武田と同盟を結ぶなどいったい どうしたのです!!」

宇佐美定満「その通りでござる どうしたのです 殿!!」

長尾景虎「まあ聞け 武田とは盟約を結んだ てめえら これからも武田との友好を保て」

長野業正「殿!!それはいったい?」

長尾景虎「いいか よく考えてみやがれ これで俺達は北条に的を絞れる
....10年だ 10年で 北条はおろか 陸奥まで一気に攻め上げる
それから 戦えば武田なんて ひとひねりよ それから 俺は上洛するぜ
武田や北条さえ滅ぼせば天下は一気に近づく」

村上義清「しかし10年で北条や他の有力大名を攻略できるのでしょうか
手前は少なくとも 30年は必要かと....」

長尾景虎「ふっ まあみてな」

家臣どもは どうも 無理だと思ってるな まあいい 次は北条を滅ぼす
北条の野郎宇都宮を潰しやがった手強い相手になりそうだな


1561年3月 長尾景虎のもとに関東管領 上杉憲政が訪れた
憲政は景虎に上杉の姓と関東管領を譲るというのだ
景虎は快く承知し名を上杉謙信と改めた
それから北条の河越城を落としたのはその翌月であった....


初めてリプレイ書きましたが 楽しいですね まあ上杉は強い大名なんでそれほど 苦労はしないと思いますが他の勢力は ほとんど変わってませんね 島津が肘付家を滅亡させた くらいです じゃあ このへんで

Jokerさん

将星録リプレイ 第二章

第二章 合戦に次ぐ合戦

上杉謙信「おらぁ!!おららぁ!!」

1561年7月上杉謙信は北条の宇都宮城を急襲!
まもるのは河越城から逃げ延びた上田朝直と成田氏長 しかし北条勢の善戦むなしく落城
二人と間者の北条氏繁は斬首された そのころ越後では神保家当主 長職自ら 春日山城に進軍していた....

真田昌幸「殿 どうします?」

上杉謙信「ほっとけ!長職ごとき景家が蹴散らしてくれるぜ」

予想どうり柿崎景家が神保長職を撃破し輸送隊の神保氏張を捕縛したようだ ふっ景家め
やるな

真田幸隆「殿 こやつは どうしましょうか?
まだ 小僧ですが....

神保氏張「たっ助けてくれぇ〜」

上杉謙信「ふん!命乞いなど 見苦しい適当に始末しておけ!!あと半年は皆 内政に励め
そのあと結城を潰す」

沼田祐光「謙信様 北条はどうするので?」

上杉謙信「楽しみは最後に取っとくものよ
ハッハッハ!!」

そして1561年2月今川から松平元康が独立し織田と同盟を結んだようだ ふっ今川もこれで終わりだな しかも織田は勢力を確実にのばしている
今後やっかいな敵になりそうだな....

そして同月 俺は結城を攻めた わずか5000の兵しかいないが 結城なんざ これで十分よ

上杉謙信「どりゃあぁぁぁぁ!!俺に続けぇ〜!!」

結城晴朝「ちぃ たかが5000の兵で来るとは....
皆の物!矢を放て!敵はたかだか5000 怯むな」

上杉謙信「乱破!火を放て本丸焼き落とせぃ!!」


結城晴朝「ワシをどうするつもりだ....」

上杉謙信「こうするんだ」

ざしゅ!!

長野業正「殿!!」

上杉謙信「ん?どうした そんなあわてて」

長野業正「大変です!佐竹が9500兵を率いて もう
宇都宮城下に来ています 城は3000の兵と上泉信綱殿ただ一人 殿!このままでは落城してしまいますぞ!!」

上杉謙信「....よし!業正 俺と水戸へ出陣だ!!
里見とはすでに盟約を結んである宇都宮には援軍を出せ!!
一気に佐竹を血祭りに上げるぞ 出陣!!」

宇都宮では信綱が佐竹義昭の背後を突き敗走に追い込んだ
そして援軍の到着と同時に佐竹義堅を捕らえ斬首 うむ大手柄だ 信綱にはそのまま援軍と一緒に水戸城へ進軍させた なんだ手応えがねえな 水戸城は兵が5000もいねえ こっちは13000もいる こりゃあ話にならんな
そして 水戸城は落城 ふっ あっけねえ 義昭は家臣達を逃す条件として自刃した....
時に1563年1月 あっ そろそろ武田との同盟期間が切れるな


宇佐美定満「いやぁ誠に見事でござる わずか1年半でこれだけ領土を拡大するとは」

上杉謙信「来月俺は芦名の棚倉城を攻める てめえらは武田との友好を保ちつつ 国力を高めろ」

家臣一同「ははっ!!」

翌月俺は水戸城より出陣し 数ヶ月後 棚倉城を攻撃した
そのころ 与坂城では本願寺の一向一揆が発生
定満に鎮圧を命じた

上杉謙信「この城はもうじき落ちるぜ 敵兵は一人残らずぶっ殺せぇ!!
はっはっは!!楽勝 楽勝! あとは本丸だけだ!
うおらぁ!!死ね死ねぇ!!
.....ん?」

城兵「謙信 覚悟ぉ!!」
ずばぁ!!

上杉謙信「ちぃ やかましいわ!!」
どががぁ!!

敵兵の猛攻激しく俺自信も傷を負い20日目でようやく落とした 敵将二階堂(名前は忘れた)は磔の刑に処した これで芦名は黒川城のみ ただあの城は50000の兵がいやがる まっ こいつは後でなんとか するか となると次の敵は神保と今は同盟を結んでる里見ってとこかな神保は内政に疎く領地はぼろぼろだ里見も北条の度重なる侵攻で見るも無残な状態 とりあえず評定でも開くか

上杉謙信「俺達の次の敵は神保と里見だ!だが芦名は兵もたくさんあり いつ動いても おかしくねえ
棚倉城には兵を集めとけ」

長尾政景「謙信殿 本願寺との友好も高めておく べきかと
.... こうも一向一揆が続いては思うようにいかないと 思います!!」

上杉謙信「うむ 憲政が使者に立て里見は俺が一人で攻める
神保は景家を総大将として一気に踏み潰せ 出陣は来月とする
では これにて評定を終わる各人領地に帰り国力を高めるのだ」

俺は全国に乱破を放った上杉には それほど有名ではないが軒猿という忍軍がいる なぜかというと全国の様子を探るためさ ふっ 楽しみだな....
天下の情勢は次回にでも 言うぜ あと言い忘れたが真田一族を登用したと言ったが 真田信繁だけは 戦死したぜ
俺が討ち取ったんだ そんだけ あと家臣がいっぱいいて 全部覚えてねえや まあ 次回で会おうぜ

Jokerさん

将星録リプレイ 第三章

第三章 風魔小太郎


1563年12月 俺は里見へ侵攻した....だが里見は俺を対 北条の援軍だと思ってやがる
とりあえず俺は久留里城下に陣を張り里見が北条を撃退しに行った隙をついて 攻撃!
里見勢は混乱に陥っている 城を守るのは里見家当主 義尭ただ一人 しかも里見は兵の大半を北条にまわしている ふっ これじゃあ合戦にも ならねえぜ

里見義尭「くっ まさか上杉が攻めて来るとは
皆の物 応戦せよ敵は5000このまま持ちこたえるのだ!!」

上杉謙信「ハッハッハ!!この城はもう落ちるぜ
義尭の首をとれ!」


城兵「義尭様!もう敵は すぐそこまで来ております
このままでは落城は時間の問題かと思われます!!」

里見義尭「むぅ もはやここまでか....だが謙信この首ただでは やらぬぞ....」

城兵は全滅 義尭は自刃し首は土中に埋められていた
その後俺は久留里城に真田幸隆 昌幸 他3名を呼び寄せた

上杉謙信「ここを対北条の重要拠点とする 兵を集め城を改修しろ ここは北条の侵攻で城下はぼろぼろだ
俺は河越城で北条 武田を監視する てめえらも北条に気をつけろ」

俺は安房を幸隆にまかせ俺自信は武蔵へ向かった
そういえば景家はどうしたかな 神保は弱小勢力だ
まず大丈夫だろう....

そのころ柿崎軍総勢16000はすでに富山城ほ包囲し上杉憲政は本願寺と同盟 来月には援軍が駆けつける予定である そして1564年1月柿崎軍は本願寺の援軍5000を合わせ総勢21000もの大軍になっていた....

柿崎景家「ふむ 神保の兵は士気がないのう
こんな負け戦じゃ仕様がないかも知れんが」

上杉景信「いっそのこと神保殿が哀れじゃのう
もう曲輪は突破され本丸も あんなじゃ....
景家殿 使者を送って開城させてはどうかの?」

柿崎景家「うむ」

そして神保は開城の要求を呑んだ
当主長職は開放された....


上杉謙信「なんだ なんだ!?洪水ばっかし起こりやがって
てめえら治水をしっかり やれよ」

まったく武蔵は洪水が多くて困るぜ
そのころ忍びの報告によれば武田で内紛が起きたらしい
首謀者はなんと武田義信!これに飯富虎昌も加担したが謀反は事前に発覚し飯富虎昌は死罪 武田義信は幽閉され まもなく自害した....

越前では一向門徒の一向一揆により越前の大名朝倉義景が戦死 朝倉景隆が跡目を継いだ

さら翌月 織田家が斎藤家を滅ぼし稲葉山城を岐阜城と改名その後の本願寺の雑賀城に侵攻中
尾張のうつけがここまで でかくなるとは....

他には浅井家が六角家 一色家を滅ぼし織田家と交戦中だ それにしても洪水ばっかし 起こりやがる 一気に領地を増やしたからな あと数年は内政に励むか
当初は10ねんで東北を統一するとかほざいちまったが10年以上かかるかもな.....
ん?なんだ?誰か来たぜ

長野業正「殿!北条勢が安房に攻めてまいりました!
兵の消耗激しく 幸隆から援軍の要請が来ています!!」

ちぃ 思ったよりも早く攻めて来やがった敵は20000を下らぬ大軍らしい どれ軽くあしらってやるか
佐倉城から物資が届き俺の久留里城に入城した

真田幸隆「殿 お待ちしておりました」

上杉謙信「ふっ氏康の野郎やるな 俺の血がたぎってきたぜ よしてめえら! 具足を持てぇ!!
北条ごとき 俺が蹴散らしてやるぜ!!」

俺達は次々と北条軍を破り相手は8000ちょいの兵になった

真田昌幸「謙信様 氏康の隊が久留里城へ向かっています
あそこには兵がほとんど おりません このままでは危険です!!」

.................

上杉謙信「...軍神にシカトこくたぁ いつからそんなに えらくなったんだよ 氏康」

北条氏康「ぬ 謙信!いつのまに!?」

上杉謙信「これでもくらいなっ!!突撃ぃ!!」

どがががががっ!! ずしゅ!!ばき!!

北条氏康「このままでは全滅だ!!全軍退却!!」

上杉謙信「待てぇ!このやろ!!」

ちっ 逃がしたか....だが次はねえぜ

上杉謙信「俺はこれから水戸城に向かい伊達を攻める
今度は久留里に大量の兵を補給したから北条の侵攻を食い止めろ」

そして半年後....

上泉信綱「謙信様 安房に北条軍3万が襲来!
しかも北条は3000の兵で真田率いる6000の兵を全滅させ 久留里城下に進出しています!!」

上杉謙信「なにぃ!?それで敵の総大将は?」

上泉信綱「確か風魔小太郎と....」

風魔小太郎...箱根の山に住む風魔忍軍の頭領
しかたない 援軍に行くか
翌月北条勢は久留里城を攻撃した しかし真田親子が撃退 ふっ やるじゃねえか
俺はその後北条勢を次々と倒し小太郎の陣までたどりついた

上杉謙信「なんだこいつらは 死兵か?」

風魔小太郎「謙信もこの兵どもの前にはなすすべもあるまい この者どもは死ぬのを恐れておらぬ 迷いなく死ぬ気の奴等から逃げるなど不可能....」

小太郎の軍が優勢だ このままでは....
どうする?ん?あれは....

真田昌幸「小太郎ぉ!!くらえ!!鉄砲隊構え 撃てぇー!!」

ズドーン!!

上杉謙信「昌幸 助かったぜ!よし今だ!全軍突撃ぃー!!」

小太郎軍は全滅 ふぅ 危ないところだったぜ

真田昌幸「あっ!!あの船に乗っているのは小太郎!!
鉄砲隊構えぇ!!小太郎を討ち取るのだ!!」

上杉謙信「やめとけ....」

真田昌幸「謙信様....それはいったい?」

ふっ 風魔小太郎 鉄砲弾で殺すには惜しい男だ....
また戦場で会いたいものだぜ....

この後北条は攻めて来る気配もなく 我が領内には平穏な日々が続いた そして1569年早春俺は小高城への進撃を開始した....


さてと ここで天下の情勢を話すぜ まず九州地方は島津 龍造寺 大友が争っている 今んとこ島津が優勢だな 中国は毛利が尼子 三村を滅亡させ九州にも侵攻してるぜ 四国は長曽我部が一条を滅ぼし 三好と交戦中 当主 国親が死んで 元親が後継者となっている 近畿は三好が筒井を攻撃するが筒井もよく守っているな足利幕府の援軍も大きい織田が雑賀城と観音寺城を落とし浅井は波多野を滅ぼし織田との仲は最悪 ちなみに三好は長慶が病死
義興が戦死して今は長逸が当主だ徳川は今川の浜松城を落とし今川は滅亡の危機 関東は知っての通り
次回は伊達を攻めるぜ その伊達は相馬 大崎を潰し3城を所有 まあこんな もんかな まあ今一番でかいのは我が上杉家ということだ ハッハッハ!!

Jokerさん

将星録リプレイ 第四章

第四章 芦名滅亡


上杉謙信「景勝 初陣では見事敵の首を上げてみな
期待してるぜ」

上杉景勝「はっこれより芦名 伊達を攻め滅ぼす
いくさの折には この景勝 見事な いくさ働きをお見せいたしまする」

景勝は俺の養子だ こいつには将器がある
これからの成長が楽しみだ

女「父上」

上杉謙信「....なんだ髪結いの儀式なら
もう用意してあるぜ」

女「そうではありませぬ 父上
わたくしを武将として使ってくださいませ」

上杉謙信 上杉景勝「!!」

この女は俺の養女で名を“なつ”という こいつは昔から武芸や軍学が好きで男なら ひとかどの武将になったであろう 俺は おなつを家臣の誰かに嫁がせようと 考えていたが....
ふっ まあいい やりたいように やらせてやるさ

上杉謙信「わかった お前が武将としての道を行きたいなら 好きにするがいい」

おなつ「父上ならわかって下さると思ってました
ありがとうございます」

上杉謙信「じゃあ おなつ 河越城で武田と北条を監視しろ 景勝は棚倉城で芦名に備えろ芦名には50000の兵がいる 気をつけろ」

景勝は棚倉城に おなつは河越城に向かった しかし小高城はぼろぼろだな 城下の開発が進んでるがあの城はなんだ!? これじゃあ楽勝じゃねえか

鬼庭良直「殿 上杉勢がこちらへ進軍中ですぞ
どうします 撃って出ますか?」

伊達晴宗「うむ この城で篭城しても 勝ち目はないだろう」


上杉謙信「ん?あれは....
ふっ 撃って出て来たか」

鬼庭良直「我こそは伊達家 家臣 鬼庭良直!
謙信殿!御首頂戴!!良直推参!
たぁりゃああぁぁぁ!!」

上杉謙信「うつけが!死ねやー!!」

ちぃ こいつ なかなかやりやがる だが俺には役不足だったな 鬼庭隊は壊滅 その後 当主晴宗が来たが こいつは弱すぎる
当然伊達軍は全滅 晴宗を敗走に追い込んだ
おしゃあぁぁぁ!!これで城には城兵しかいねえ

上杉謙信「この城はもらったぜ」

小高城はすぐに落城した 俺は家臣数名を呼び寄せ城下の開発と城の改修を命じた....

忍び「殿 芦名が40000の軍勢を率いて最上討伐に向かったようです」

上杉謙信「よし すぐに棚倉城から兵を出せ!
このすきに黒川城を落とすぜ!!」

棚倉城からは景勝を総大将に25000の兵で会津に進軍 新発田城からも6000の兵を出した
ふっ これで芦名も終わりだ....

直江景綱「殿 おなつ様からこんな書状が」

上杉謙信「........」

どうやら北条は安房へ進撃中らしい おなつはこのすきに 小田原城を取り囲み 兵量攻めをするとのことだ 俺はこれを承諾した うまくいけば北条をこのいくさで滅ぼせるかも知れねえ ついでに俺は越中の柿崎景家に飛騨の姉小路を攻略するように手紙を出した


宇佐美定満「なかなか落ちませぬな」

長尾政景「うむ 意外に城兵の抵抗が激しい
しかし 今の芦名には援軍もない
じきに根を上げるだろう ん?どうした?
そんなに慌てて?」

使番「た 大変です 芦名が最上の山形城を落とし最上が滅亡しました 芦名は すでにこちらに向かっています!!」

新発田重家「もし芦名の大軍が来たら 城攻めどころでは なくなるぞ!!」

上杉景勝「....拙者が芦名軍を悔い止める 皆は一刻も早くこの城を落とすのだ!!」

北条景広「景勝様 わしがやります あなたを危険な目に合わせては殿に合わす顔がありませぬ!!」

上杉景勝「大丈夫だ!わしに任せぃ必ず芦名軍を悔い止めて見せる」

北条景広「わかりました....ご武運を...」

景勝はわずかな兵と共に芦名領内の国境付近にある支城に陣を張ったそのころ芦名の猪苗代盛国は遠眼鏡で上杉の様子を伺っていた....

猪苗代盛国「ん!?あれは上杉景勝 あやつを討てば大手柄じゃ 皆の者!上杉を踏み潰せぇ!!」

上杉景勝「今だ!背後に回り込め!」

ズドドドドド!! ズバァ!! ドゴ!!

猪苗代盛国「くそ...全軍退却!!」

上杉景勝「逃がすか!!突撃ぃ!!」

猪苗代盛国「ぐふっ!む 無念じゃあ〜」

盛国を討ち取り それからも芦名の軍勢をことごとく撃退 しかし兵は疲弊し 全滅の危機を迎えていた....

上杉景勝「ちぃ ここまで..か....」

さらに約10000の軍が景勝の前に現れた!!景勝の兵はもはや1000もいない

上杉景勝「こりゃあ 死んだな....」

兵「景勝様 ちがいますあの毘沙門天の旗印は....
景勝様!あれは謙信様の援軍にございます!!」

上杉謙信「ハッハッハ!!死ねやこらー!!
てめえら皆殺しにして やんぜ!!
景勝 よくやったお前は黒川城に戻れ!
俺は今から芦名を滅ぼす!」

上杉景勝「....」

やっぱし ふいをつかれた兵は弱い どんどん崩れていきやがる 40000の軍勢が今や20000もいねえ

上杉謙信「この一戦で芦名を滅ぼす!!乱波!
門のかんぬきを壊せ!弓隊!火矢を放て!!
ふははは!!突撃ぃ!!本丸を ぶっ壊せぇ!!
うおらぁ〜!!殺されてえ奴は出てこい
ハッハッハ!!」

山形城は落城した芦名の武将は全て捕らえた

上杉謙信「どうだ?敗者の気分は?」

芦名盛氏「だ 黙れ!!殺せ!話すことなど何もない!!」

上杉謙信「そうか あばよ!」

ざしゅ!!

そのころ北条討伐軍が小田原城を取り囲んだようだ
おなつめ なかなかやるじゃねえか
景家は姉小路に結構てこずってるな 今はもう1570年か早えな そういえば織田家の前田慶次が信長に しっぺ かまして出奔したそうだ
あと陸奥は安東家 南部家 伊達家のみ 蝦夷は問題外ってとこかな 畜生!10年で統一するはずが 後1年しかねえぜ さてと 来月は安東家でも潰すか その前に ここ数年ほとんど 合戦ばっかしだったからな はっきし言って今の山形城には兵が全然いねえ これじゃあ合戦以前の問題だぜ まあいい とにかく 俺の次の標的は安東だ 貴様らに恨みはねえが 俺の為に滅んでくれ

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