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◇-キャラゲーと硬派SLGの狭間で・・・-水城雅洋さん(4/22-22:49)No.2921
 ┣一連作品のキャラクター性と雑感-柿崎景家さん(4/24-06:30)No.2933
 ┗Re:キャラゲーと硬派SLGの狭間で・・・-西洋史大好き人間さん(4/24-09:34)No.2935


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2921キャラゲーと硬派SLGの狭間で・・・水城雅洋 さんE-mail 4/22-22:49

 最近、またぞろ光栄のキャラゲーについていろいろ批判がありますが・・・
 昔、あの会社が他社ソフトとしてだした「ゼルドナーシルト」という恐るべきク
ソゲーがございまして、まあそれを定価で買ってしまった大馬鹿野郎としまして
は・・・
 やはり頭を使う硬派SLGもいいけど、シナリオを少しでもつけるのなら、せめ
て魅力的なキャラを用意してくれといいたいものです。
 言い古された言葉ですが、歴史SLGでもなんでも、ストーリーの存在するゲー
ムはキャラがよくて始めて成り立つのであって、間違っても五代十国の歴史SLG
なんか遊ぶ気にはなれないのです。
 三国志、面白いです。戦国、面白いです。けどその根底にあるのは人間です。
 ゼルドナーシルトに話を戻すと・・・あれ、間違いなく光栄のSLGの中では
トップクラスに頭を使わされます。てゆうか、頭使わないとクリアできないミッ
ションばかりです。ところが、キャラはというと、魅力のかけらもないような連中
ばかりだったりするわけです。ストーリーも、絶望的につまらないです。
 言葉を変えれば、ユーザーに媚びない、キャラに頼らない、ゲーム内容だけで勝
負の本格SLGといえます。
 でも・・・ごみです。クソゲーです。俺的には光栄最大の汚点です。嘘だと思え
ば探してプレイしてみてください。金と命の保証はしませんが。
 だから、あれをやった人間としては、一概なキャラゲー批判には抵抗がありま
す。

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2933一連作品のキャラクター性と雑感柿崎景家 さんE-mail 4/24-06:30
記事番号2921へのコメント

 いや、今回リリースの全作品に言える事ですが「キャラゲー」ですらありませんよ
ね(笑) 大航海時代にしても、2でコミカルなストーリーですが、システムなども
細かく作られていましたし、3は3で、それなりに完成はされていた様に感じます。
しかるに、今回はストーリーとシステム両方が壊れています。良くもまぁリリースし
た物だな〜と感嘆しますね。主人公3人に、世界征服する動機が薄いにも関わらず、
何故か世界征服しなければならず、世界征服するためには、各地に点在する「悪人」
を倒さなければならない。結果「大虐殺ゲーム」になっている事を敢えて付記してお
く。私はこのゲームを「海の水戸黄門」と命名した。
 
 そして、太閤立志伝3!。いや〜、これもまたクソゲー。「ストーリー重視か?」
と思わせつつ、ストーリーは皆無(笑) そして、このゲーム特有の「ルーチンワー
ク」の楽しさ(他のSLGに比較して)も無く、本当にルーチンワーク。賽の河原の
子供達よりも、厳しい反復作業です。派閥システム(システム?)とやらも、ただの
仕事の配分のみに使われているだけ。一日にお茶を30杯程度飲めば、織田家は自分
の物に(笑) 秀吉の毎日は「お茶・仕事・寝る」の3つに分類される。ほぼ、お茶
と寝るに時間を費やすことを、敢えて付記しておく。私はこのゲームを「お茶」「寝
る」に掛けまして、「ガングロ茶髪女子高生」とでもしておきましょう。

 ウイニングポスト4はそれなりの出来。他の競馬ゲームの良い所取りなので、まぁ
当然。維新の嵐幕末〜はかなりの不自由さを感じはしたが、坂本、土方ファンには楽
しめる出来。土方で薩摩を滅ぼすというのは、幕軍ファンにはたまらないだろう(笑)
私は嬉しかったな(笑)しかし、バクの多さには閉口した。
信長〜はただの戦闘ゲー。黙々と戦闘を繰り返す我が謙信公。これは嗜好の問題か?。
私好みではないが、慣れればまぁそれなりに(笑) 
 
 考えるに、どうも幕末〜で悪ノリした光栄経営陣。「アニメ調でも良いだろう?」
などと、良からぬ事を企んだ結果に違いあるまい。尚かつ「ムービー多ければ良いの
だろう?」などと、大馬鹿メーカー、スクウェアの真似であろうか?。
 
 「太閤立志伝3」と「大航海時代4」は、私のやったゲームの中では記憶に残るク
ソゲーさでした。買ってない人に警告。「歴史系3本も出したんだから、一つは面白
いだろう」などと、調子に乗って3本買ってはいけません(笑)。一番マシなのは?
と強いて聞かれるならば、信長でしょう。前回問題になった「官位の無意味さ」は改
善されていますしね。
 
 あ〜、腹立つ〜!。水城雅洋さんの言うとおり「キャラ」というは大切です。しか
し、一連の「コーエー」ゲーには「キャラが無い」という事を強調しておきたいので
す。コーエー製作陣は初心に立ち返り、「ユーザーに何をさせたいのか?」ないしは
「どういう気分にさせたいのか」を改めて考えて頂きたいものです。そして一番大切
なのは「一体、誰に買って貰うのか?」という事でしょう。新規顧客の開拓も良いが、
今までの顧客は全く納得していないし、満足していない。私は次回光栄発売のゲーム
を買わない事を宣言しよう(なんて、やっぱり買うかも〜。しかし次も同じ様なら流
石に・・・・)

 少し「キャラ」という話題からはそれましたが、お許し下さい。

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2935Re:キャラゲーと硬派SLGの狭間で・・・西洋史大好き人間 さん4/24-09:34
記事番号2921へのコメント
はじめまして、西洋史大好き人間です。
最初に言っておきますが、人の価値観はそれぞれですので水城雅洋さんを否定する気はあ
りません。
私個人的には「ゼルドナーシルト」はいままでプレイしたゲームの中で5本指に入る名作
だと思います。

購入動機は「ゲーム批評」なる雑誌の記事で好評だったからです。
実際プレイしてみると、予想以上に大当たりでした。
気に入っているところは以下の3点です。

1.史実の中世西洋をモチーフにした作りこまれた世界観
2.たぶんコーエーのゲームの中で一番頭を使わされる戦闘
3.傭兵が成り上がっていくさま

逆にいまいちだったのは水城雅洋さんの言うように、ストーリーがちょっとものたりな
かったということとキャラをたたせるのが少し下手だったかなということです。

しかし、いまいちだった点を十分に補えるほど、先に挙げた3点はすばらしかったです
マルチエンディングということもあって、私は3回もリプレイしてしまいました。ここ
2、3年で、リプレイしたゲームは「ゼルドナーシルト」だけです。

スクエアが出すような「ぬるいゲーム」が好きな人にはおすすめできませんが、熱い戦闘
(難しいということです)が好きな人はぜひやってもらいたい作品です。
(プレイステーション版とサターン版があるようです)