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其の94

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歴史game のお話 其の95


Gうぐいすさん
E-mail:
uguisu1@dc.mbn.or.jp

河野通直奮戦記−其の五「新たなる障害」

九州をほぼ統一し、河野氏は順風満帆であった。松を中心に薩摩・肥後の内政開発を行い、大内の同盟破棄を見越して、前線(岡豊・仏殿・城井谷・岩屋)の兵力集中を行った。総兵力は大内を凌駕し、大内の存続は同盟破棄とともになくなるはずであった。そこで、田舎大名(修行不足のプレーヤー)の悲しさか、不覚にも通直は東日本の情勢の把握が遅れてしまった。東日本では、北条、長尾が勢力を拡大し、長尾は近畿に、北条は東北に進出していた。鉄砲が伝来してない島津よりも、長尾の騎馬隊の方が脅威になるのは明らかであった。なのに・・・

房実 「大変でござる!長尾と大内が我が領内に攻めてまいった!」

通直 「何、長尾じゃと!もう長尾は近畿を制圧したのか?まさか、そんなに早く・・・。三好はどうなったのじゃ!」

家兼 「もう滅び申した・・・」

茂辰 「我が兵力では太刀打ちできませぬぞ!相手は精強で知られる長尾の騎馬隊。同じ兵力でも厳しいのは相違御座らぬ。なのに、相手の兵力はその4倍に御座る・・・。」

通直 「四国の基盤たる岡豊城は意地でも死守せよ。ここを落とされては、もはや反撃はできぬ。全兵力を岡豊に集中じゃ。あと、戦後の長尾の内部切り崩しの準備も整えるぞ!」

陶隆房を寝返らせ、岡豊に急行させる。馬場頼周も相手を2人暗殺して善戦した。だが、結局阿波全土、土佐の東半分は長尾の手に落ちた。ここに至り、通直は戦略の変更を余儀なくされた。

道雪 「とりあえず、拙者と国親殿は土佐に回りましょう。あと、毛利を壁にして、山陽・山陰の大内からの進攻を防ぎましょう。」

国親 「じゃが、大内と毛利は既に同盟を結んでおる。うまく行くとは思えんが・・・。」

道雪 「とりあえず、大内に、安芸を攻めさせる。おそらく、毛利は大内とともに攻めてまいりましょう。このときうまく山陽を毛利に占領させ、毛利が大内の行く手を阻むという形に持っていくので御座る。そうすれば、毛利は大国に挟まれる形となり、必ず、我が国にも同盟を求めて参りましょう。そうすれば、中国地方は放置してもしばらくは安泰で御座ろう。その間に、四国を制圧し、できることなら、淡路島も占領し、我が国の得意とする海戦に持ち込みやすい状況に持っていく。これならば、なんとかなるかと・・・。」

家兼 「三好は、堺での貿易で鉄甲船を購入したと聞く。それならば、三好の残党の中で、鉄甲船を所有する武将を寝返らせれば、海上で負けることはまずありますまい。拙者の乱波によると、かつて河野家にいた来島通康という者が、長尾の足軽頭で出仕し、かつ、鉄甲船を持っているらしいゆえ、早急に調略の使者を送る所存に御座りまする。」

通直 「何、通康が長尾の足軽頭で出仕しておると!そうじゃった、やつがおらねば、そもそも土佐に進出できんかった・・・。よし、通康には、わしが自ら赴こう。さて、これから我が国は正念場を迎えるのう。では、山陽の合戦誘発は、発案者の道雪に任せる。隆房、彼を補佐してやれ。あとは、岡豊に集結じゃ。長尾を駆逐するぞ!」

さて、大変な状況に陥ってしまった河野氏。長尾氏の猛攻にふんばれるのか、それとも、屈してしまうのか・・・それ以前に、毛利との同盟交渉はうまくいくのだろうか。問題山積みのまま、続く。

Gうぐいすさん
E-mail:
uguisu1@dc.mbn.or.jp

河野通直奮戦記−其の六 「淡路島の攻防」の巻

長尾家の予想以上に早い侵攻に、戦略変更を余儀なくされた河野家であったが、反撃の布石は、静かに、そして着実に進行していた。まず、長尾切り崩しの一環として、もともと河野家の重臣であったが、現在長尾家に出仕している来島通康の内応勧誘を開始した。彼は、南蛮より伝わる鉄船を水軍の長として所有しているのだった。

通康 「御舘様、御久しゅう御座りまする。今日は、如何なるご用件でいらっしゃったので?まあ、薄々感じてはおりますが」

通直 「通康よ、長尾に出仕しているのであれば、もう分かっておろう。そなたに、河野への内応を勧誘しに参ったのじゃ。現在、河野は長尾の圧迫で苦境に立たされておる。御主も我が河野水軍の一派たる来島水軍の棟梁ならば、そろそろ戻ってきてもよいかと思うが。どうじゃ、河野にまた戻ってはこぬか?」

通康 「そうで御座りましたな。拙者は長尾の家臣である前に、来島水軍の棟梁。長尾に禄は受けたが、それに相応した奉公は既に為した。では、機を計らって河野に出奔いたしますゆえ」

通直 「そうか、やっと戻ってきてくれるか!これで、海上での決戦は負けんわい。」

通康 「そうじゃ、実は、長尾には、瀬戸内海を統べる水軍の一派、能島村上氏の棟梁、村上武吉もおりまする。奴は、拙者が口説いて参りますゆえ、御館様は山陽の軍備の再構築をなされい。なに、拙者と武吉、そして房実がおれば四国の戦いでは負けませぬ。」

こうして、河野家は、再び反撃を開始した。立花道雪、竜造寺家兼、本山茂宗を中心とした足軽部隊で、城壁越えを中心とした極めて効率的な戦いで、再び四国全土、そして淡路島を併呑したのだった。果たして、予想通り翌季には、長尾の反撃がはじまった。こちらの兵力は25500に対し、長尾は45000余り、兵力的には非常に厳しかった。実際その45000の全兵士が瀬戸内海を渡り、四国に上陸しようとしていた。その時である。

通康 「ははは、道雪殿、この時を拙者は待ち望んでおりましたぞ。今より拙者は河野家家臣に御座る!」

武吉 「機は熟したり。兼ねてからの約束どおり、河野家に加勢いたす!」

道雪 「よし、敵は全て海上じゃ。今こそ反撃のときじゃ!全軍出撃じゃ!」

鉄甲船を持つ通康、武吉の2部隊に長尾は全軍掻き回され(混乱)その間に、洲本から出撃してきた主力部隊に各個撃破され、全軍壊滅の大打撃を受けたのだった。これにより、河野家は、四国の前線に水軍部隊たる来島・村上・平岡を配置するだけで済むようになり、その外の全兵力を中国地方に割けるようになった。遂に、来島通康・村上武吉が河野家の一員に再び復帰し、快進撃が始まったのであった。続く。

景虎さん

もうしばらく天下統一

景虎です。

「三国志6」は2月ですか・・・。
残念です。
しかし、中途半端なまま発売されるよりはましです。
光栄さんには頑張っていただきましょう!

と、いうわけで、もうしばらく「天下統一(相剋の果て)」をプレイしたいと思います。
リプレイは・・・誰かから要望があったら(あるわけないって)させていただきます。
ちなみに今は新シナリオ「相剋の果て」のテスト中です。

では。

キシュワードさん
E-mail:
c970137b@eds.ecip.nagoya-u.ac.jp

ヘビーユーザーをめざそう!

 それにしても、みなさんゲームをすごいやりこんでらっしゃいますね。感心します。
そんな皆さんに対抗して私もやってみようかという気になりました。さて、やりこむには最適なゲーム「信長の野望」ですが、今回は『将星録』じゃなくて、『天翔記』にしたいと思っています。

 そこで、数ある弱小大名の中でも一番つらいのはどこでしょうか?
1.シナリオ4の姉小路頼綱・・・超巨大な織田家が南におり、北にいる上杉もかなり強い。
まさに「どうすればええねん。」という気分になる。
2.シナリオ3.4の秋月種実・・・東に大友、西に龍造寺、南には島津が迫る。
居城が立花山城というのが唯一の救いか。
3.シナリオ2の蠣崎季広・・・ご存知、北海道の大名。家臣はゼロで、領地は狭い。
やたら戦争を繰り返し、ほおっておくとすぐに戦闘力MAX、訓練度200になる南部が最初の相手になる。
悲惨の極み。
 こんなところでしょうか。ちなみに私は姉小路と蠣崎はクリアしたよ。

 それにしても、まだ「信長」はいいけれど、「三国志」のこと書いてると漢字が出てこないのに苦労しますよね。簡単な漢字でも出てこないから、JISコードを調べて打ち込んでるとすごい時間がかかってしまうのがツライ。それでも出てこないのもたくさんあるし。

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