ちゃちゃおさん
E-mail:chacha16@mug.biglobe.ne.jp
天翔記結果報告 : 斉藤道三(3回目)
2度連続で滅亡してしまいましたが、勝ち方も少しは見えてきました。
「兵の消耗を抑えつつ国力を拡大」・・・そんな虫のいいやり方があるのかと思いましたが、以下の方法をとればなんとかなりそうです。
1.内応を多用する
2.鉄砲で敵を撃破する
3.道三に暗殺を行わせる
4.同盟を組む
5.戦才が高い武将のみで戦う
6.危険な芽は早めにつんでおく
負傷兵のルールがない天翔記では真っ向勝負を挑めば敵兵力とほぼ同数の兵を失うことになります。内応・鉄砲・暗殺を使えば兵を失う事なく敵にダメージを与えることができますし、同盟を組めば無用の戦いをせずに済みます。
戦才が高い武将のみで戦えば戦闘力が上昇しますし、戦闘力が上昇すれば兵の損失も少なくなってくれます。
危険な芽というのはずばり長島の本願寺のことです。本願寺勢の興亡をにらみつつ早めに滅ぼしてしまおうと思っております。
ではゲームスタート
1546年 インチキ
セーブしてのやり直しは本来はなしだが、開始と共に登場する帰蝶姫の能力値が気に入らなくて4回もやり直し。本来こんな事はしたくないが、ゲームに勝ちたいし帰蝶姫に活躍してほしいのでそうした。
帰蝶姫の能力値は政才178戦才128智才194、秋には福姫(政才126戦才132智才188)も登場した。
織田信安を暗殺して斯波家の成長を未然に防止した後、近江に攻め込んで浅井を討滅。国友村のある今浜城も手に入れた。
蜂須賀正勝・前野長康が自分から仕官してくれた。
1548年 投機
相場0.8で米を購入し1.6で売却。もうけた金を使って国友村ら鉄砲100を購入し斉藤道三隊に配備。これで攻められても安心だ。
1550年秋 vs細川
細川勢が小谷城に侵攻。犬山城にいた道三が小谷城にかけつけ、鉄砲を乱射して敵を次々と撃破。1万弱の損害で4万以上の敵を撃破した。
1550年秋 4城陥落
細川との戦闘は大勝利に終わったが犬山城にいて領土全体に目を光らせていた道三は小谷城に移動。その隙をついて一兵もいない南方に六角勢が侵入。斯波勢も呼応し4城を奪われてしまった。
1550年冬 逆襲
六角勢に奪われた3城を奪還。さらに観音寺城も攻略した。
1551年春 2城陥落&奪還
細川勢が小谷城に侵攻、六角勢・朝倉勢も呼応し大激戦に。我が軍の足軽隊にも被害が出たが、城にこもった道三の鉄砲隊が大活躍し5万を越す敵兵を撃破。
その直後細川勢が再侵攻。今度は六角勢・朝倉勢は参戦しなかったが細川勢は今浜城・犬山城を攻略。道三のこもる小谷城は孤立してしまった。
このままではまずいと思った我が軍は攻め返して2城を奪還。まさに一進一退の攻防といった状況だ。
1551年夏 3城陥落
長島の本願寺勢が道三不在の南方に攻め込み3城を攻略。さらに、孤立した小谷城に攻め込んできた。
総勢4.4万の本願寺・細川連合軍に対し、小谷城にこもる我が軍は道三など2.1万のみ。消耗のすえの全滅も覚悟したが、なぜか朝倉勢0.8万が我が軍に加勢。
道三の鉄砲&暗殺・宗滴の騎兵突撃によりなんとか勝利に成功した。
1551年秋 6城獲得
鈴木左太夫・下間頼廉らの率いる鉄砲隊が怖かったがさきほどの小谷城防衛戦で全滅。すかさず逆襲に転じ、南方の3城を奪い返し長島も攻略した。
ついでに北尾張の斯波家も討滅。だいぶましな状況になってきた。
1552年春 vs細川
細川勢が2度にわたって小谷城に侵入。道三率いる1万の鉄砲隊のみだったが暗殺と鉄砲を用いてなんとか勝利した。
1552年 状況解説
細川・六角・朝倉・本願寺・斯波の5勢力による袋叩きは苦しいの一言につきたが、道三の鉄砲隊およびそれをガードする義龍の足軽隊の活躍により天文学的な数の敵を撃破した。
道三・義龍の戦闘力は最高値に達し、鈴木左太夫など戦闘力100を越す数多くの名将も我が軍に捕らえられ降伏した。
道三による暗殺はもはや風物詩といっていい状況になっている。籠城戦で敵将を暗殺するのはざらに見られるし、戦略画面でも死に神のごとく敵将を次々と殺害している。
長島本願寺・斯波を滅ぼした我が軍は美濃の他北尾張・東近江も領有。兵力も増強しまずまずの戦力になった。
しかし、細川・北条・武田など周辺の強豪は広大な領土を支配し比べ物にならないほどの兵力を保有。年々戦力差が広がっている。
1553年 新たなる戦雲
収入不足を解決するため内政に専念したかったのだが、敵はこちらの都合とはおかまいなしに攻め込んできた。
西方の防備を固めるために大垣城に兵を移動したところ今までおとなしかった小笠原が東美濃に侵入。全員が戦闘力100以上という精鋭で撃退したがこちらにもけっこうな被害が出た。
ついで秋に細川が小谷城に3万の兵で侵入。例によって朝倉が呼応したが道三の鉄砲隊で撃破。
なんとか撃退できてほっと一息ついたがもう一度3万の兵で侵入。さらに4.6万でもう一度!
一体どういうわけかと思ったら、西日本に広がる広大な領土から兵を集めて攻め込んでいるとのこと。
一時は2番手の大名の倍近くあった兵力は道三の鉄砲隊に撃ち殺されて6位に転落。大半を支配していた中国は大内に奪われてしまった。
それなのに、我が国が細川から奪えた物は何一つとしてなし。防衛する一方の全く割にあわない戦いだ。
1553年冬 朝倉の凋落
冬には朝倉が小谷城に侵入。細川勢も呼応したが、総大将の朝倉宗滴を捕らえる事に成功した。
これまでは敵将を一切殺さずにやってきたがここで方針転換。宗滴を生かしておいても降伏するわけがないし我が軍を苦しめるだけだと思い例外的に斬首。
翌1554年春には当主朝倉孝景も死亡し、戦闘力160兵力100の2名将を失った朝倉軍は急速に勢力を弱めることになった。
1555夏 近江防衛
朝倉・細川・六角の連合軍が小谷城を6.5万の兵で攻撃。守る我が軍は3万。例によって道三の活躍で楽々勝利。
1555年 THE END
あまりにも唐突ですが、斉藤道三の難級での結果報告はここで終了とさせていただきます。
理由はただ一つ、「面白くないし、勝ち目がなくなってしまったから」です。
西方の戦いは防戦一方で一城たりとも獲得できない状況にありますし、信濃を武田、飛騨を伊達が攻略し彼らとの戦闘もいまにも始まりそうな状況です。
西方の戦いは道三の暗殺&鉄砲で相変わらず防げるでしょうが、東方の戦いは道三が参戦できないため白兵戦になるのは必至。しばらくは持ちこたえる事ができるでしょうが、次第に追いつめられ滅亡していくのが確実な状況になってしまいました。
なんとも消化不良な状態ですが、この時点でゲームオーバーとさせていただきます。
1555年冬 同盟国飛騨の滅亡を機にギブアップ。プレイ時間は306分。
☆ 感想 ☆
天翔記PKの追加シナリオは1546年・1582年・1599年の3つですが、その中で最も気に入ったのは1546年です。信長・信玄・謙信といった後の世の名将達が若手として登場し、斉藤道三も美濃の大名になっています。
最初のプレイをどの勢力でやるか迷ったのですが、歴史評定でちょうど斉藤道三の話がされていて興味を持っていた事もあって斉藤道三でプレイしてみました。
今回のプレイの失敗点は難易度を難級にしてしまった事につきます。5段階の中で最高難易度なのですが、敵将の戦闘力はどんどん上がるし接する敵のほとんどが互いに同盟を組むしと最悪の状態になってしまいました。
負けないためには今回私がとった「鉄砲&暗殺を駆使しての防衛」しかないのですが、5時間もの間美濃周辺にこもって防衛するだけというゲーム展開が続いてしまいちっとも面白くありませんでした。
今回のプレイで得た教訓は「いたずらに難しくしても面白くなるとはかぎらない」ということです。手応えがあるのは結構な事ですが難易度が高いがために単調なゲーム展開になってしまっては無意味だと思います。
なお、斉藤でのプレイは難易度を中級にして続けていこうと思っております。プレイしましたらいずれまた結果報告を投稿するつもりです。
☆ おまけ : 今回のプレイの状況解説 ☆
今回のプレイで発生した出来事を以下に記します
1.細川に降伏する腰抜け大名
長曽我部・一色などといった大名達の態度は腰抜けの一言につきます。細川家から脅迫の使者がいくとほいほいと降伏してしまうのです。
これでは細川家が圧倒的に強くなってしまって当然です。細川家と直接接している勢力でプレイしていたらひとたまりもないでしょう。
2.周り中の勢力が相互に同盟
降伏と並んで腹立たしいのが、他勢力がどんどん同盟を組むことです。今回のプレイでは北から順に朝倉・細川(若狭)・六角・長島本願寺・斯波(北尾張)の5勢力にぐるりと囲まれていましたが、こいつらが相互に同盟を組んでいるのです。
合計5万の兵で攻められることもざらにありますし、敵領に攻め込めば周り中の勢力が援軍を派遣してきます。
3.撃破すると他の地方から兵を回してきて再戦
細川勢をなんどもなんども撃破しましたが、その都度中国や四国から兵を回してきては再攻撃を仕掛けてきました。
その結果、反対側の勢力が漁夫の利を得るのですから腹立たしいかぎりです。
4.戦いに勝っても得る物がない
小谷城に籠城して敵を返り討ちにすることはできても、斉藤軍には敵領土に侵攻するだけの力がありません。
無理して敵領土に侵攻したところで、同盟している連中に邪魔されるでしょうし、仮に城の攻略に成功しても持ちこたえる事ができません。斉藤軍の強さは道三が援軍にかけつけられる3×3マス内限定の現象にすぎないのです。
5.難攻不落の小谷城
そこらじゅうの勢力に袋叩きにされても滅びなかったのは小谷城の存在につきると思います。
マップを見ただけではそれほど守備の堅い城には見えないのですが、本丸の面積が広く、城内のかなりの部分を鉄砲で射撃できる状況にあります。しかもご丁寧にも四隅には射撃用の櫓付き。雨の日でもバンバンと鉄砲を撃てます。
鉄砲隊の他に鉄砲隊を守るための足軽隊もつけ、それに道三の暗殺技能が加われば鬼に金棒といった状態です。すぐ南に鉄砲を安く買えるようになる国友村が控えているのも忘れてはならないポイントです。