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歴史game のお話 其の101
ちゃちゃおさん E-mail:chacha16@mug.biglobe.ne.jp 初代信長の野望解説 第1回 全体像
私がプレイしたことのある初代信長の野望はテープ版(PC8001版)・ディスク版(PC8801版)と復刻版であるリターンズですが、今回はテープ版とディスク版について書きます。
初代信長になかったルール 戦略画面・戦闘画面・金・米など現在の光栄ゲームの根幹部分は「初代信長の野望」からすでに存在していましたが、それ以後のゲームで付け加えられたルールもたくさんあります。
おまけ : 初代信長の野望当時のパソコン 初代「信長の野望」が発売されたのは1983年頃、パソコンが日本に登場して間もない頃でした。 「マウスがない」「フロッピーディスクすらなくカセットテープを使用」「ひらがな・漢字が表示できず、日本語はカタカナのみ」「音楽を奏でる機能はなく、ピーというけたたましい音のみ」「きれいな絵など夢のまた夢」といった悪条件でしたが、初代信長ではさまざまな工夫がこらされていました。 当時は気付きませんでしたが今になって振り返ってみると「信長というテーマ選択の妥当さ」「内政による国力アップという斬新なルール」「あらゆる面でこらされた工夫」「メッセージなどのセンスのよさ」など、ダントツのトップセラーになって当然だなと思わされる部分がたくさんありました。 「日本のパソコンゲーム初のベストセラーは信長の野望」であると個人的には思っておりますが、決して運がよくて売れたのではなく、入念な構想と多大な製作努力による当然の結果だったのではないかと思っております。 なお、初代信長の野望に関する投稿はこれからも時々行っていくつもりです。多くの方にとって面白い話かどうかはわかりませんが、枯れ木も山のにぎわいといった感じで投稿していこうと思っております。 |
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